自販機を設置するまでの道のり
自由研究の課題にもなっている?
お金を入れてボタンを押すと飲み物が出てくるので、取って飲む。何気無く使っている自販機ですが、どんな仕組みなのか考えた事はありますか?
パッと見たところ飲料の入っている箱にしか見えない自販機ですが、お金を入れると厚みや大きさをセンサーで確認します。お金だと認識したらその金額に見合った飲料を判別し、そのボタンを光らせます。押したボタンによって製品を判別し、正しい飲料を取り出し口に落とします。
私達はお金を入れてボタンを押すだけですが、自販機の中では多くの工程をこなしています。もちろんお金ではない別のものを入れた場合は、最初のセンサーがお金だと認識しないのでランプは光らずにおつり口から返却される様になっています。
収益はどうなっているの?
海外に比べると数多くの自販機を設置している日本ですが、ここまで多いと収益は上がっているのかと疑問に思うでしょう。
サラリーマンの副業としても人気の様ですが場所をしっかりと見極めれば、副業としても大きく成功します。自販機設置をする場合、フルオペレーションと自己管理があります。前者は業者へ全てお任せする方法なので、こちらは契約をするだけでOKです。
但し毎月のマージンとして売上の20~30%ほど取られるのがネックです。後者は業者に設置してもらった後の管理は全て自身で行う方法です。周りの清掃や飲み物の補充・メンテナンスを行うのがネックですが売上は全て自分のものです。自販機ビジネスの平均売上は1月に30万円ほどといわれています。